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■2012/1/15(日) いまいち  / 3:55pm

日曜、今日はゆっくり1人、自宅でのんびり過ごしている。
なのに、いまいち元気ではない。

週間ニュースのテレビや午後の報道番組を見ていたら、今年成人式を迎えた被災地の若人達のインタビューが流れた。また、日本の大地震の傾向によると、やはり近々大きな地震が起こりうる可能性がある、というのも観た。大地震が起こると、その後1,2年の間に火山の噴火が起こる事が多いらしい。気象庁の専門家は、「東海関東に大地震があれば、間違いなく富士山は噴火する」と言っていた。そうかー、富士山は活火山なのかー。

今回の東日本大震災の事は、こう言ったらよくないかもしれないけれど、やっぱり経験者・当事者でなければわからない苦しみや悲しみ、落胆や勇気があるのだと思っている。当事者でなければ感じることのない事実がある。
私は当事者ではないけれど、遠い存在ではない。今でも仙台の実家へ行き来する度に、東北新幹線の車窓から、放射線物質が高濃度に出て出荷停止になった福島県の稲作地帯を目の当たりにする。実家近所で野菜を買おうとすると、当然のことのように地元復活の流通が主で、首都圏では避けられている福島産野菜がほとんどだ。父と私は、それを食す。
父は、今でこそ平常を取り戻して頑張って最後の本を執筆しているが、震災後新幹線が開通し、私が行き来するようになるまでの間の記憶は薄れている、と言う。いや、本当は薄れているのではなく逃避しているのかもしれない。何しろ記憶力のよい父だから。その1ヶ月は、父は2時間並んで買い物ができる筈はなく…食材がいつ底をつくかひやひやだった。母が生前に震災用にと残した保存食だけが女神からのプレゼントのように救いだった。こちらから宅配便も出せなかった。(受取人が遠くの営業所まで引き取りに行かねばならなかった。父にいくらお願いしても却下された。)
今も余震はある。小さな余震でも、父は気にしているんだなー、と言葉の端から感じられる。当事者でなければわからない恐怖なんだと思う。ふと、再びまた大きな地震が起こったら、父は1人でどうなってしまうんだろう?と妄想してしまうことがある。すると、とても怖くなる。信じたくない、想像したくない。

とにかく、仙台市内の実家は、元の生活に戻ることができて幸せだと思う。しかし、忘れる筈はなく、いつまでもずっとずっと怖さをかかえて生活をしていく。

忘れてはいけない。薄れてはいけない。思い続けなければいけない。

正直なことを書くと、私は石巻や陸前高田へ出掛けて、実際の被害を目にしたい、と全く思わない。見に行った人は、「報道と違う、本当にひどい状態だ。一度は見るべき。」と言うけれど、私は見たくない。なぜだろう…?

今週は泊まりで実家へ行ってくる。前回より一層寒いなー。帰る度に、首都圏から見るとやっぱり仙台はひっそりとしている。冬の寒さが、より寂しい街を演出しているような気がする。早く春よ、こい。

1人でゆっくり自宅で過ごして、こんなブログを書いていたら、元気が出ないですね。夕食の煮豚を作りましょ。楽しいディナーにしましょ。

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